2013年10月06日
■ジュニア期におけるプレイアンドステイのメリット
テニス人口等環境実態調査として次のようなデータがあります。
日本の10歳以上テニス人口は推定
373万人(テニススクール生の10%は10歳以下)
にも関わらず、10歳以下の公式トーナメントを主催している都道府県はほとんどありません。
なぜ、373万人もいるのに、ゲームが出来ないのか?
きっと公式戦の試合に出ている10歳以下は全国で1万人もいません。
ということは、残りの372万人は・・・?
ユニークスタイルでは、開校当初から、全てのクラスに「Play+Stay」プログラムを導入しています。
この「Play+Stay」プログラムの導入が、良いか、悪いかという議論は
さておき、「テニスへの興味を深める」ツールとして抜群にいいと思います。
「Play+Stay」プログラムでは、テニスをもっと簡単に楽しむことをキーワードに
初心者や子供たちがスムーズに上達できるよう、コート、ボール、ラケットを使いわけます。
合言葉は「Slower Ball」「Short Court」「Play Game」。
成長やレベルにあった遅いボールと小さなコートを使い簡単にラリーができるようになり
ゲーム感覚でテニスを楽しく学ぶことが出来るのです。
素振りや単純な球だし練習ばかりではなく、幼少年からゲームを教える事で
子供はテニスへの興味を深めます。
そこが10歳以下の競技への関心を高める鍵だと思います。
2013年08月01日
●「PLAY+STAY」の普及と今後の課題とは?
クラブハリエのバームクーヘンが1本まるごと買える、ということを知った
ユニークスタイルの丸谷です。
日本テニス協会より「テニス人口等環境実態調査」
報告書を2013年3月付で発刊しています。
http://www.jta-tennis.or.jp/JTA/pdf/information/population/2012/population_jpn.pdf
特に84ページからの千葉県ジュニアの
取り組みなんかは見習うものが大きいですね。
奈良県の強化事業もこの数年で随分と建設的な活動が
出来る背景作りが整ってきていると思います。
ただし普及事業にまで着手できていません。
現在、県が主催する強化練習会を通じて「PLAY+STAY」マニュアルの作成を行っています。
関西ではプレイ&ステイ(オレンジやグリーンボール)
の導入が遅れているという声が深刻化しています。
それにより関東に比べて関西は圧倒的にグリーンボールの大会が少なく
低年齢での競技格差が広がっているようです。
実際に全日本ジュニアなどで低年齢の関西のジュニアが
勝てなくなってきていることも一理あるのかもしれません。
各地域テニス協会に、10歳未満を対象とした
普及のための独自プログラムを持っているかをたずねたようです。
9地域協会中、3協会が「持っている」と回答し
プログラム内容は3協会とも「PLAY+STAY」でした。
都道府県協会では、47協会中、半数弱にあたる23協会が
「持っている」と回答しています。
奈良県は残念ながら「普及の仕組み」は持っていません。
これから少しづつ時間をかけて整っていくかもしれません。
「かもしれない!」ってどういう事だ!
お前は協会関係の仕事もしているだろう!
というツッコミが入るかもしれませんが、テニス事情が固定化されやすい
地方のテニス事情においては、都心に比べて、ゆっくり時間をかけて固定化されたため
新しい形になるのもまた時間が必要なのです。
よく考えれば、1年前も、5年前も、10年前も、あまり変わらない流れがあります。
実際にテニス事情においては、10年前と、ほとんど変わっていないのかもしれません。
でも、それは表面上のことであって、内部や外部は小さな変化を繰り返しています。
民間クラブが潰れたり、ソフトテニス人口が減少し、硬式人口が増えたり
人気コーチが引退したり、別の管理会社がスクール運営を請け負ったり・・
表面上は「変わっていないように」見えますが、実は、たった10年で様々なことが変化していて
その多くは、「望んだ変化」ではないものが多いのかもしれません。
しかしその小さな変化を「望む変化に変えていこう」という方向にベクトルを向け続ければ
この先10年は少しづつ変わっていくでしょう。
そう思い、期待をしながら変化を楽しむようにするほうが、時間を楽しんで過ごすことが出来ます。
そういう意味で「整備される、かもしれない。」というスタンスで
ユニークスタイルとしても普及活動を行っていきたいと思います。
先程の日本テニス協会の「テニス人口等環境実態調査」ページ数が104ページにも渡りますが
色んな資料があって面白いですので、興味のある方はご覧下さい。
http://www.jta-tennis.or.jp/JTA/pdf/information/population/2012/population_jpn.pdf
ユニークスタイルの丸谷です。
日本テニス協会より「テニス人口等環境実態調査」
報告書を2013年3月付で発刊しています。
http://www.jta-tennis.or.jp/JTA/pdf/information/population/2012/population_jpn.pdf
特に84ページからの千葉県ジュニアの
取り組みなんかは見習うものが大きいですね。
奈良県の強化事業もこの数年で随分と建設的な活動が
出来る背景作りが整ってきていると思います。
ただし普及事業にまで着手できていません。
現在、県が主催する強化練習会を通じて「PLAY+STAY」マニュアルの作成を行っています。
関西ではプレイ&ステイ(オレンジやグリーンボール)
の導入が遅れているという声が深刻化しています。
それにより関東に比べて関西は圧倒的にグリーンボールの大会が少なく
低年齢での競技格差が広がっているようです。
実際に全日本ジュニアなどで低年齢の関西のジュニアが
勝てなくなってきていることも一理あるのかもしれません。
各地域テニス協会に、10歳未満を対象とした
普及のための独自プログラムを持っているかをたずねたようです。
9地域協会中、3協会が「持っている」と回答し
プログラム内容は3協会とも「PLAY+STAY」でした。
都道府県協会では、47協会中、半数弱にあたる23協会が
「持っている」と回答しています。
奈良県は残念ながら「普及の仕組み」は持っていません。
これから少しづつ時間をかけて整っていくかもしれません。
「かもしれない!」ってどういう事だ!
お前は協会関係の仕事もしているだろう!
というツッコミが入るかもしれませんが、テニス事情が固定化されやすい
地方のテニス事情においては、都心に比べて、ゆっくり時間をかけて固定化されたため
新しい形になるのもまた時間が必要なのです。
よく考えれば、1年前も、5年前も、10年前も、あまり変わらない流れがあります。
実際にテニス事情においては、10年前と、ほとんど変わっていないのかもしれません。
でも、それは表面上のことであって、内部や外部は小さな変化を繰り返しています。
民間クラブが潰れたり、ソフトテニス人口が減少し、硬式人口が増えたり
人気コーチが引退したり、別の管理会社がスクール運営を請け負ったり・・
表面上は「変わっていないように」見えますが、実は、たった10年で様々なことが変化していて
その多くは、「望んだ変化」ではないものが多いのかもしれません。
しかしその小さな変化を「望む変化に変えていこう」という方向にベクトルを向け続ければ
この先10年は少しづつ変わっていくでしょう。
そう思い、期待をしながら変化を楽しむようにするほうが、時間を楽しんで過ごすことが出来ます。
そういう意味で「整備される、かもしれない。」というスタンスで
ユニークスタイルとしても普及活動を行っていきたいと思います。
先程の日本テニス協会の「テニス人口等環境実態調査」ページ数が104ページにも渡りますが
色んな資料があって面白いですので、興味のある方はご覧下さい。
http://www.jta-tennis.or.jp/JTA/pdf/information/population/2012/population_jpn.pdf