2013年07月18日
2013年07月18日
●テニスにおけるオープンスキルとクローズドスキル。
ユニーク内部のちびっこ向け合宿。1年から6年生まで参加者が幅広く、レベルもキャラもバラバラ。
どんな合宿になるのか、まとまるのか… ちょっと楽しみな、ユニークスタイルの丸谷です。
彼の名はお寿司(社内のニックネーム)
彼はいつも「コツコツ」仕事をしています。
今もコーヒーが入ったピンクのタンブラーをデスクに置き
2台のモニターを眺め、忙しそうにタイピングをしています。
彼は、けしてリーダーシップを発揮して自ら
仕事を新規開拓していくタイプではありませんが
コツコツとやり続ける「粘り強さ」を持っています。
人にはタイプというものがあります。
仕事のスタイルにもタイプがあり
テニスのスタイルにもタイプがあります。
スポーツにおけるスキルにも「2タイプ」にわかれます。
「オープンスキル」と
「クローズドスキル」という観点にわけられます。
オープンスキルはというと、開放型スキルとも言われ
対人型スポーツを示して
対戦相手がいて、変化する状況に対応して
良いプレーを選択できる判断力とそれを実行できる技術力を指します。
例えば武道、格闘技などがあり、テニスにおいては
サービス以外のラリー系は全てこの「オープンスキル型の練習」となります。
逆にクローズドスキルは、外的条件に左右されることのない
状況下で発揮される運動技能のことであり対戦相手がいません。
陸上、弓道、体操、水泳などの個人スポーツが身近です。
テニスにおいては、サービスがこれに当てはまります。
このあたりの使い分けが練習では意識しながら
進めていく必要があります。
というのも、日本人は練習と言うと、
「クローズドスキル」で考えがちです。
特訓、訓練、基礎練習などを想像すると
多く人は、球だし練習などの「クローズドスキル」の練習を
行うことをイメージする人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際にテニスにゲームにおいては
サービス以外の技術は「オープンスキル」であり
常に外的要因が変化し続ける上でのプレイが求められます。
しかし球だし練習ばかりだと「状況」が変化しないため
状況判断やショットの選択、予想、戦術などの要素が磨かれません。
よく「練習は上手いけど、試合は弱い」とか
「スイングは綺麗だけど、なぜか試合に負ける」という子は
クローズドスキルの練習とオープンスキルの練習の
バランスが悪い、ということはよくあります。
球だし練習が多いが、ゲームやラリーが少なすぎるのです。
でも「その前段階でショットの精度が低いと
ゲームやラリーなどの練習をしても上手く効果が出ないのでは?」
と考える方も多いのですが、そこはバランスですが
大人の解釈と言うのは怖いもので、自分はコートを借りて
テニスをする時は「球だし練習を永遠とする」わけではなく
「ゲームばかりする」のに、我が子には球だし練習を求める
ということも少なくはありません。
そういう人の特徴としては
「俺のテニスはただの趣味。でもお前は競技だろう。強くなりたいんだろう?」
といって、クローズドスキルの方向に持っていくことがありますが、ちょっと注意が必要です。
自分がゲームの楽しさに気づいているにも関わらず
子供には「基礎練習」や「特訓」などのイメージが強い
クローズドスキルの練習を求めてしまうのです。
恐らくほとんどのテニスが楽しいと言う人は
その魅力を「ゲームやラリー」に求めており
サービス練習に求めている人はほとんどいないでしょう。
スイングの精度を高める練習も必要なのですが
いざ、球だしドリルというと子供たちは「面白くない」のです。
ゲームやバトルなどの対人型オープンスキルのほうが
環境が常に変化し、わくわくしながら練習が出来るのです。
つまりテニスの根本はオープンスキル型であり
試合で勝つための能力は「ショットの正確性」だけではなく
状況判断やショットの選択、予想、戦術などの要素が必要です。
だからこそ、たとえ全くラリーなど出来ない状況であっても
「興味を引き出す」「テニスの本質の楽しさを感じてもらう」
ためにも、対人型スキル練習が必要なのです。
ユニークスタイルのプログラムで言う「馴化」にあたり
本人の興味が高まったり、気持ちが高まれば
ドリル練習などの「安定」を求める練習に移行していきたいな、と考えます。
だからこそ、やはり続かなくとも、エントリークラスにおいても
「ラリー」の練習にしっかりと時間を割くことが
本質的な興味を高め、テニスへの気持ちを少しづつ積み重ねていくことに繋がります。
追伸
エントリークラスではショートラリーを結構長い時間行います。
そうなると、自分達で勝手にルールを作り、遊び出す子供たちが出てきます。
それが自然な姿だと思います。
クローズドスキルばかりの練習だと、見た目はいかにも
「レッスンしてます」の雰囲気ですが、子供たちが自由に考え
楽しむために工夫をする時間が大切です。
そしてコーチが見ていない所で息抜きもしたいでしょうし
大人に邪魔されず、子供だけの空間も必要です。
だからこそ、よく外にボールを飛ばしたり、している子を見て見ぬふりをしています。
1個250円と突っ込みたくなるのを我慢して…
お客様は神様ですから…
どんな合宿になるのか、まとまるのか… ちょっと楽しみな、ユニークスタイルの丸谷です。
彼の名はお寿司(社内のニックネーム)
彼はいつも「コツコツ」仕事をしています。
今もコーヒーが入ったピンクのタンブラーをデスクに置き
2台のモニターを眺め、忙しそうにタイピングをしています。
彼は、けしてリーダーシップを発揮して自ら
仕事を新規開拓していくタイプではありませんが
コツコツとやり続ける「粘り強さ」を持っています。
人にはタイプというものがあります。
仕事のスタイルにもタイプがあり
テニスのスタイルにもタイプがあります。
スポーツにおけるスキルにも「2タイプ」にわかれます。
「オープンスキル」と
「クローズドスキル」という観点にわけられます。
オープンスキルはというと、開放型スキルとも言われ
対人型スポーツを示して
対戦相手がいて、変化する状況に対応して
良いプレーを選択できる判断力とそれを実行できる技術力を指します。
例えば武道、格闘技などがあり、テニスにおいては
サービス以外のラリー系は全てこの「オープンスキル型の練習」となります。
逆にクローズドスキルは、外的条件に左右されることのない
状況下で発揮される運動技能のことであり対戦相手がいません。
陸上、弓道、体操、水泳などの個人スポーツが身近です。
テニスにおいては、サービスがこれに当てはまります。
このあたりの使い分けが練習では意識しながら
進めていく必要があります。
というのも、日本人は練習と言うと、
「クローズドスキル」で考えがちです。
特訓、訓練、基礎練習などを想像すると
多く人は、球だし練習などの「クローズドスキル」の練習を
行うことをイメージする人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際にテニスにゲームにおいては
サービス以外の技術は「オープンスキル」であり
常に外的要因が変化し続ける上でのプレイが求められます。
しかし球だし練習ばかりだと「状況」が変化しないため
状況判断やショットの選択、予想、戦術などの要素が磨かれません。
よく「練習は上手いけど、試合は弱い」とか
「スイングは綺麗だけど、なぜか試合に負ける」という子は
クローズドスキルの練習とオープンスキルの練習の
バランスが悪い、ということはよくあります。
球だし練習が多いが、ゲームやラリーが少なすぎるのです。
でも「その前段階でショットの精度が低いと
ゲームやラリーなどの練習をしても上手く効果が出ないのでは?」
と考える方も多いのですが、そこはバランスですが
大人の解釈と言うのは怖いもので、自分はコートを借りて
テニスをする時は「球だし練習を永遠とする」わけではなく
「ゲームばかりする」のに、我が子には球だし練習を求める
ということも少なくはありません。
そういう人の特徴としては
「俺のテニスはただの趣味。でもお前は競技だろう。強くなりたいんだろう?」
といって、クローズドスキルの方向に持っていくことがありますが、ちょっと注意が必要です。
自分がゲームの楽しさに気づいているにも関わらず
子供には「基礎練習」や「特訓」などのイメージが強い
クローズドスキルの練習を求めてしまうのです。
恐らくほとんどのテニスが楽しいと言う人は
その魅力を「ゲームやラリー」に求めており
サービス練習に求めている人はほとんどいないでしょう。
スイングの精度を高める練習も必要なのですが
いざ、球だしドリルというと子供たちは「面白くない」のです。
ゲームやバトルなどの対人型オープンスキルのほうが
環境が常に変化し、わくわくしながら練習が出来るのです。
つまりテニスの根本はオープンスキル型であり
試合で勝つための能力は「ショットの正確性」だけではなく
状況判断やショットの選択、予想、戦術などの要素が必要です。
だからこそ、たとえ全くラリーなど出来ない状況であっても
「興味を引き出す」「テニスの本質の楽しさを感じてもらう」
ためにも、対人型スキル練習が必要なのです。
ユニークスタイルのプログラムで言う「馴化」にあたり
本人の興味が高まったり、気持ちが高まれば
ドリル練習などの「安定」を求める練習に移行していきたいな、と考えます。
だからこそ、やはり続かなくとも、エントリークラスにおいても
「ラリー」の練習にしっかりと時間を割くことが
本質的な興味を高め、テニスへの気持ちを少しづつ積み重ねていくことに繋がります。
追伸
エントリークラスではショートラリーを結構長い時間行います。
そうなると、自分達で勝手にルールを作り、遊び出す子供たちが出てきます。
それが自然な姿だと思います。
クローズドスキルばかりの練習だと、見た目はいかにも
「レッスンしてます」の雰囲気ですが、子供たちが自由に考え
楽しむために工夫をする時間が大切です。
そしてコーチが見ていない所で息抜きもしたいでしょうし
大人に邪魔されず、子供だけの空間も必要です。
だからこそ、よく外にボールを飛ばしたり、している子を見て見ぬふりをしています。
1個250円と突っ込みたくなるのを我慢して…
お客様は神様ですから…