2013年04月13日
●大久保幸一_子育ち頭の体操プロローグ
ソフトテニスのお試し始まりました。
コーチングスタッフが結構凄いです。
今週から新しいスタッフがサポートしてくれます。
現在は大学生ですが、小学校、中学校で日本一になっています。
とてもいい育成環境で準備をしています。
今回のお試しは「ソフトテニスに興味のない人」に来てほしいのです。
なぜならば、中学校に上がると現在のエントリーやチャレンジャーの
子供たちは、ソフトテニスを行う可能性が高いからです。
だからこそ、ユニークの中で色んな経験をしてほしいと思っています。
一体どれくらい硬式とソフトテニスは違うのか?
どっちが面白いのか?
など、色んな違いを感じてほしいと思います。
ユニークのエントリー・チャレンジャーの子供たちは
無料であと2回のクラスに参加できますので
ぜひ大久保先生のユニークな指導と
プニュプニュなユニークなボールを使うソフトテニスを体験してください。
●日程
1回目 4月5日(金) 終了
2回目 4月12日(金) 終了
3回目 4月19日(金)
4回目 4月26日(金)
●時間と対象
18:00~19:30
小学生クラス 新小4~新小6初心者大歓迎
19:30~21:00
中学生クラス 新中1~新中2初心者大歓迎
●予約
info@uniq-style.ne.jpまで当日朝12:00までにお申込み下さい
●料金
無料
●場所
高田総合公園クレーコート
今日はその大久保先生の2012年7月に春陽堂より出版された、
「子育ち頭の体操ちょっと素敵へ」という本よりプロローグをご紹介します。
プロローグ
この本は、クイズの本です。雑学の本です。
でも、根底には、子育ち への思いをそっとちりばめてあります。
子どもたちの顔を思い浮かべながら、じっくり答えを考えて
みて下さい。
問題によっては、子どもたちをまじえて、家族でワイワイいいながら、
問題を解いてほしいとも思います。おうちの方と先生の共通の話題に
取り上げてもらってもいいかもしれません。
僕は、なが年小学校の教員をしてきました。
その間、最も魅力を感じたことの一つが、子どもたちに問いかけること
でした。子どもたちが、一つの問いに対して、悩み葛藤します。
話し合い、時には対立もします。大人である僕の発想をはるかに越えて
深い学びにたどりつくこともよくありました。
この本では、そうした経験をもとに、まず問いかけがあります。
次に解答。そして子育ちへのメッセージやエピソードや
蘊蓄(ちなみに)をお届けします。
問いは、具体的でかつ子育ちへの励みにつながるように心がけました。
どうぞ、問題を楽しみながら、子育ちへの元気を引き出して下さい。
では早速、練習問題に入りましょう。
なぜこの本では、子育てではなく、子育ちという言葉を使うのでしょうか?
まずは、母の日に寄せた、富山県北日本新聞のコラムを読んでみて下さい。
子育ちという言葉を心に深く刻んだきっかけとなったのが、この文章でした。
「子育て-。イヤな言葉だ。聞くだけでぞっとする。」
小説『橋のない川』で知られる住井すゑさんは、子どもが自ら育つ力を信じ
「子育ち」を持論にした(『いのちは育つ』)
▼病弱な夫と4人の子を抱えながら、農民や児童に心を寄せた作品を発表し、
人間の平等を訴え続けた気骨の人は言う。「子どもという名の新しい生命は、
生命体の必然として自ら育つのであって、けっして周囲の思わくや計算や
努力で育てられるたちのものではない」
▼当の子どもたちの目に母はどう映っていたか。新聞記者や随筆家として
活躍した娘の増田れい子さんは、「母のすること、その手の下からは
何かいつもいいもの、面白いものが出てくる、まるで手品師のようだ」
とつづっている(『母 住井すゑ』)
▼手品師に見えたのは農作業や煮炊き、編み物といった日々の家事だ。
懸命に生きる姿が無言のうちに伝わり、きょうだいは誰に言われる
ともなしに家の仕事を分担していた
▼きょうは「母の日」。悩みを一人で抱え込んでしまうママも少なくない。
時には肩の力を抜き、子どもが自ら育つ力を信じてみてはどうだろうか。
心に強く残った理由は、はっきりしています。
僕は、これまでにも「子育て」という言葉を盛んに使ってきました。
「子育てと自然」「子育てと絵本」「ディズニーランドから学んだ子育て」
などといったタイトルでよく話をしたり、通信を出したりしてきました。
僕は大人たちが、教えすぎるということにも、注意を呼びかけてきた
つもりでした。また親や教師は、子どもやその育ちに対し謙虚で、
学ぶ姿勢を大切にしたいと訴えてきました。
にもかかわらず、子育てという言葉を連発してきたことを
戒めてくれた文章だったからです。
「子育て、子育て・・・。」と肩に力が入ってしまうことに
気をつけながら、この本を書き進めたいと考えています。
ちょっと素敵な「問題へのチャレンジ」を願っています。
・・続く。
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