2013年04月23日
■「奈良県小学生テニス大会」がない奈良県
ユニークスタイルの佐藤です。
先日、「奈良県中学生テニス大会」が行われました。
今大会は観戦に行けませんでしたが、
出場した選手は三府県大会への出場権を得ました。
これでユニークスタイルが始まり、
始めての春の大会が一段落しましたが、、、
疑問がいくつか残りました。
それは、、、
●「奈良県小学生テニス大会」が無い???
奈良県では春に「奈良県ジュニア選手権春季大会」が行われます。
カテゴリーは12歳以下・14歳以下・16歳以下・18歳以下と
分かれており、関西ジュニアテニス選手権の出場権を争います。
その12歳以下では「関西小学生テニス大会」への出場枠も兼ねて
争われる形になっています。
ですが、その大会には早生まれの中学1年生も出場します。
もしかしたら小学生大会の出場権を争う前に
早生まれの中学生と当たってしまえば、小学生同士で戦えないで終わる。
中学生が出場可能な大会に
小学生大会の予選を兼ねていいの?
これが一つの疑問です。
●中学生大会に中学生が参加できない???
奈良県中学生テニス大会には出場資格があり
部活に入っていない選手は過去の成績で出場権が決まります。
ダブルスは同じ学校同士で出場のみ
団体戦は部活動で活動している学校のみ
中学校名で出場するので理解できます。
ですが、学校に硬式テニス部が無く、
ダブルスや団体戦に出場できないジュニアもいます。
なので、部活動に入っていないジュニアが
「全国中学生テニス選手権」を目指せるのがシングルスのみになります。
であるなら、シングルスのみでも
出場制限を作らなくてもいいのではないでしょうか?
もしかしたら、中学3年間に
中学生大会に参加できないジュニアもいるのかもしれません。
どうして出場制限を作っているのか?
それが2つ目の疑問になります。
この疑問を持ったのは
前に住んでいた県での大会事情と大きく違ったからです。
もちろん、運営側の事情もあり、
すべてをクリアにできないことも解ります。
各県のテニス事情や、各地域の連携方法で
まったく同じようにできないのも容易に想像できます。
ですが、こうした大会の趣旨は
子供たちに競う場を作り、勝ち負けを経験するためのはずです。
それが制限されることに疑問が残りました。
もしかしたら、県内にいる人は全国各地でも同じやり方だと思っているかもしれません。
もし、こういった環境を改善することでジュニアにチャンスが増えるのであれば、
僕たちが協力できる範囲で協力していくことも、指導者の役目かもしれません。
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