2013年09月01日
■【勝者】競争を無視する勇気
競争は人格を磨き、自信を育て
目標に向かうための努力という経験をさせてくれる。
ユニークスタイルでも「ゆとり世代」に対して
あえて、「競争すること」に甲斐を見出している。
が、競争とは、特に悲惨なくらいズタズタに
自尊心を失わせることもある。
そりゃそうだ。競争というのは、勝つ人よりも
負ける人の方が多い。
時には自分が立っているステージよりも
もう一つ上のステージに挑戦し、勝負を挑むと
残念な結果に終わってしまうこともあるだろう。
例えば、エントリーの子が
そろそろチャレンジャーに挑戦をしよう
そんな風に考えることがあるかもしれない。
そんな時は、競争を無視することも大事だ。
もちろん誰かと比べて、競い合いたい人であれば
別だが、常にうまくいく人の考え方は
競争を求めない時がある、ということを知っておいてほしい。
誰かと比べ、自分はまだまだだ、とか
もっとこうしなければいけない。
などと色んな思考を巡らせるのだが
実は競争を求めていないタイミングの時は
堂々と
競争を無視すればいい。
誰かと比べること自体を、捨ててしまえばいい。
価値を勝敗以外に向けることができる
センスを養う時間にあてるのも大事なこと。
危険なのは、テニスに打ち込んでいるジュニアは
そもそも見ている世界が狭いため
人の価値を勝敗や技術力で判断してしまう傾向がある。
「打ち込む」とはそういうリスクがあることもしらなければいけないし、
良し悪氏の話ではなく、「競争」とは極めて視野が狭く、バランスを欠いている
状態にあることを肝に銘じていく必要がある。
だからこそ時には
「競争を捨ててそれ以外の価値を見出す練習」も必要なのだと思う。
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