2012年06月18日
●テニスのマナーとモラルとジュニア育成
今日は雨なの?晴れるの?どっち??
ユニークスタイルの丸谷です。
毎年6月下旬にイングランドのロンドンで開催されるATPワールドツアー250の大会
でありウィンブルドン選手権の前哨戦として知られているエイゴン選手権。
男子シングルス決勝で「線審負傷させて失格」という事件が起こった。
ナルバンディアンが7-6、3-4となったところで線審を負傷させて失格し、
マリン・チリッチが優勝。
ナルバンディアンは第2セットの第7ゲームを落としたところで広告板を蹴り、
それが線審のすねに当たって出血した。
こんなダーティなニュースがスポーツニュースに出ている。
一体テニスの男子シングルス決勝はなにをやっているのだろう?
これがもし楽天オープンだったらどうなるのか?
チケットを買ったお客さん、楽しみに来ているファン、
対戦相手やスポンサー、大会運営者、数え上げればキリがない。
それが決勝が審判を怪我させて、勝負が決着するという結末。
前回の全仏といい、最近のテニスの試合はガッカリさせられる
ことが多い。
そんなニュースを聞いて、佐藤コーチが昨日練習の時に行っていた事を思いだした。
ちょうどポイント練習に入る前だったが、
ポイントの前に佐藤コーチが2人に行った唯一のアドバイスは…
言葉遣いに気をつけること
練習の最後で、佐藤コーチはこう言っていました。
言葉使いが悪いと、態度や行動もそれにつられて悪くなる。
言葉が汚いだけで、行動やジャッジ、全てが乱暴になり、
自分をコントロールする術を失う。
我慢しなさい。我慢することをトレーニングしなさい。
言葉を選ぶということから、正しい習慣をつけ、それをトレーニングする。
汚い言葉を使わない、まずはそこからスタートです。
・・
こんな事を言っていました。
またこんなこともありました。
四天王の一人である「M」の試合をロイヤルボックス
で見た事があります。僕の隣の席は当時のMのコーチB.Gでした。
毎ゲーム、B.Gに向かってMは、海外のアクション映画のチンピラ役のような
トラッシュトーキングを延々としていました。B.Gも「クールになれ」
と言いながらも、放送できないような汚い言葉を使っていました。
あの時以来、A.MとB.Gは好きになれません。
いくらテニスが素晴らしくても…
いくらチャンピオンであっても…
チャンピオンとして「相応しくない」人間は
「NO」であることを、きとんと子供たちには伝えなければなりません。
スポーツを行うよりも、学習塾に価値を見出す「時代の流れ」があります。
それも、自分達が引き起こした現代の価値観です。
スポーツの価値を高めるためには、スポーツに関わる1人1人が意識するしかないのです。
まずは自分から。そして我が子。チーム・・と波及させていくために、自分が
「1流のスポーツマンとしての在り方」が出来ているのか?を意識して行動していかなければいけないと強く思いました。
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ユニークスタイルの丸谷です。
毎年6月下旬にイングランドのロンドンで開催されるATPワールドツアー250の大会
でありウィンブルドン選手権の前哨戦として知られているエイゴン選手権。
男子シングルス決勝で「線審負傷させて失格」という事件が起こった。
ナルバンディアンが7-6、3-4となったところで線審を負傷させて失格し、
マリン・チリッチが優勝。
ナルバンディアンは第2セットの第7ゲームを落としたところで広告板を蹴り、
それが線審のすねに当たって出血した。
こんなダーティなニュースがスポーツニュースに出ている。
一体テニスの男子シングルス決勝はなにをやっているのだろう?
これがもし楽天オープンだったらどうなるのか?
チケットを買ったお客さん、楽しみに来ているファン、
対戦相手やスポンサー、大会運営者、数え上げればキリがない。
それが決勝が審判を怪我させて、勝負が決着するという結末。
前回の全仏といい、最近のテニスの試合はガッカリさせられる
ことが多い。
そんなニュースを聞いて、佐藤コーチが昨日練習の時に行っていた事を思いだした。
ちょうどポイント練習に入る前だったが、
ポイントの前に佐藤コーチが2人に行った唯一のアドバイスは…
言葉遣いに気をつけること
練習の最後で、佐藤コーチはこう言っていました。
言葉使いが悪いと、態度や行動もそれにつられて悪くなる。
言葉が汚いだけで、行動やジャッジ、全てが乱暴になり、
自分をコントロールする術を失う。
我慢しなさい。我慢することをトレーニングしなさい。
言葉を選ぶということから、正しい習慣をつけ、それをトレーニングする。
汚い言葉を使わない、まずはそこからスタートです。
・・
こんな事を言っていました。
またこんなこともありました。
四天王の一人である「M」の試合をロイヤルボックス
で見た事があります。僕の隣の席は当時のMのコーチB.Gでした。
毎ゲーム、B.Gに向かってMは、海外のアクション映画のチンピラ役のような
トラッシュトーキングを延々としていました。B.Gも「クールになれ」
と言いながらも、放送できないような汚い言葉を使っていました。
あの時以来、A.MとB.Gは好きになれません。
いくらテニスが素晴らしくても…
いくらチャンピオンであっても…
チャンピオンとして「相応しくない」人間は
「NO」であることを、きとんと子供たちには伝えなければなりません。
スポーツを行うよりも、学習塾に価値を見出す「時代の流れ」があります。
それも、自分達が引き起こした現代の価値観です。
スポーツの価値を高めるためには、スポーツに関わる1人1人が意識するしかないのです。
まずは自分から。そして我が子。チーム・・と波及させていくために、自分が
「1流のスポーツマンとしての在り方」が出来ているのか?を意識して行動していかなければいけないと強く思いました。
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