2012年09月18日
☆失敗しないガット張り
ユニークスタイルの内山です。
最近のストリングテンションは、前回も言いましたが、ポリが出て以来55までが主流です。
昔は、ポリがなく、70ポンドで張るプレーヤーもいるぐらいでしたが
現在はその「強く張る」メリットをポリエステルという素材がカバーしています。
現在は、ストリング・ラケットが進化し、より飛ぶラケット、
よりスピンがかかるストリングができ、テンションを硬くし過ぎる張り方は、減りました。
ジュニアでもたまに硬すぎる選手を見かけますが、ほとんどの選手は
その認識を間違えているケースが多いのです。
現在のプロ選手は、硬い選手で60ポンドぐらいまで、柔らかい選手だと42ポンドぐらいです。
プロでこのテンションなので、一般だと52ポンドぐらいが、妥当だと僕は思います。
60ポンドでは、そのメリットを活かせるスイングパワーを得ることができない場合が多く
ジュニアにおいてはデメリットの方が大きいと思います。
硬く張るメリットとしては、飛びを抑えるのでコントロールしやすく
デメリットとしては、ストリングのたわみが減りパワーが出ない。
つまりコントロール性を求めてテンションをUPする人がいますが
インパクトでの衝撃が強いので、肘や肩にかかる衝撃も
相当に大きいものとなることを計算しなければなりません。
柔らかく張るメリットは、ストリングにボールが接する時間が、長くなりスピードが出ます。
デメリットは逆によく飛ぶのでコントロールが難しくなります。
好みもあるけれど、一度張る前にコーチに相談してみるのがいいと思います。
基本的にその時のプレイの状況、選手の状態などを考慮して、コーチとストリンガー
が最も適切なものを選ぶのがいいと思います。
いつまでも同じテンションで張り上げるのではなく、技術とともに、適正テンションは
変化し、進化していきます。
本来は選手がストリングスのテンションが違うラケットを用意しておき、
試合中、プレイに合わせて自分で選ぶのがベストです。
余談ですが、今回のデビスカップも錦織選手は、途中からリターンの返りが悪いので
テンションを1ポンド落としたラケットを選択していました。
値段が安い、利便性があるからといって、スポーツショップに頼む
というのが最もNGなことだと思います。
初心者であればそれでも十分ですが、ラケットやグリップにこだわっている人は
ストリングスに神経質になってほしいと思います。
なぜならば、ストリングスは唯一ラケットとボールが
直接触れるため、非常にデリケートなものだからです。
だからこそユニークから僕が声をかけてもらった理由もそこにあると僕は思っています。
ユニークの子供たちはもちろん、それ以外の人も、僕に相談してくれれば、その人にとって
最適なストリングとテンションをアドバイスできると思います。
追伸
丸谷がブログにあの写真をあげるので、周囲から言われることが多くあります。
あまりにも言われすぎて、自分でも似てる気がしてきた。。
今度ウサ耳を丸谷に買ってもらおう。
最近のストリングテンションは、前回も言いましたが、ポリが出て以来55までが主流です。
昔は、ポリがなく、70ポンドで張るプレーヤーもいるぐらいでしたが
現在はその「強く張る」メリットをポリエステルという素材がカバーしています。
現在は、ストリング・ラケットが進化し、より飛ぶラケット、
よりスピンがかかるストリングができ、テンションを硬くし過ぎる張り方は、減りました。
ジュニアでもたまに硬すぎる選手を見かけますが、ほとんどの選手は
その認識を間違えているケースが多いのです。
現在のプロ選手は、硬い選手で60ポンドぐらいまで、柔らかい選手だと42ポンドぐらいです。
プロでこのテンションなので、一般だと52ポンドぐらいが、妥当だと僕は思います。
60ポンドでは、そのメリットを活かせるスイングパワーを得ることができない場合が多く
ジュニアにおいてはデメリットの方が大きいと思います。
硬く張るメリットとしては、飛びを抑えるのでコントロールしやすく
デメリットとしては、ストリングのたわみが減りパワーが出ない。
つまりコントロール性を求めてテンションをUPする人がいますが
インパクトでの衝撃が強いので、肘や肩にかかる衝撃も
相当に大きいものとなることを計算しなければなりません。
柔らかく張るメリットは、ストリングにボールが接する時間が、長くなりスピードが出ます。
デメリットは逆によく飛ぶのでコントロールが難しくなります。
好みもあるけれど、一度張る前にコーチに相談してみるのがいいと思います。
基本的にその時のプレイの状況、選手の状態などを考慮して、コーチとストリンガー
が最も適切なものを選ぶのがいいと思います。
いつまでも同じテンションで張り上げるのではなく、技術とともに、適正テンションは
変化し、進化していきます。
本来は選手がストリングスのテンションが違うラケットを用意しておき、
試合中、プレイに合わせて自分で選ぶのがベストです。
余談ですが、今回のデビスカップも錦織選手は、途中からリターンの返りが悪いので
テンションを1ポンド落としたラケットを選択していました。
値段が安い、利便性があるからといって、スポーツショップに頼む
というのが最もNGなことだと思います。
初心者であればそれでも十分ですが、ラケットやグリップにこだわっている人は
ストリングスに神経質になってほしいと思います。
なぜならば、ストリングスは唯一ラケットとボールが
直接触れるため、非常にデリケートなものだからです。
だからこそユニークから僕が声をかけてもらった理由もそこにあると僕は思っています。
ユニークの子供たちはもちろん、それ以外の人も、僕に相談してくれれば、その人にとって
最適なストリングとテンションをアドバイスできると思います。
追伸
丸谷がブログにあの写真をあげるので、周囲から言われることが多くあります。
あまりにも言われすぎて、自分でも似てる気がしてきた。。
今度ウサ耳を丸谷に買ってもらおう。
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