2012年08月01日
■奈良県ジュニアテニス選手権
ユニークスタイルの佐藤です。
今日から奈良県ジュニアテニス選手権が始まりました。
この3ヵ月弱を指導してテニスに対する姿勢や
技術・体力の変化を少しずつ感じてきました。
そして、ユニークスタイルとして初めての奈良県内の公式試合であり、
どのような「成果」と「結果」が出るのか楽しみです。
しかし、早速ユニークスタイルの選手と対戦した保護者から
厳しいお言葉をいただきました。
それは選手の「ジャッジ」について。
今大会も「セルフジャッジ」で試合が進行します。
「セルフジャッジ」でプレーしたことがあれば誰もが
多くのトラブルを経験して、嫌な思いをしたことがあるはずです。
シングルスで「ボールを返すのがやっと」という状態で
「イン/アウト」のジャッジなどできたものではありません。
ダブルスで「ラインギリギリになったボール」を落下地点から
遠いパートナーが「アウト」のジャッジをするのは納得できるものではありません。
きわどいボールを「アウト」とコールし、相手プレーヤーに”ムッ”とされ、
お互い気まずい思いをしたこともあるはずです。
その問題は選手同士だけでなく、保護者またはクラブ間で
気まずい関係になる可能性もあります。
その原因が「セルフジャッジ」だと考えています。
本来、スポーツが成り立つのは
【選手】【対戦相手】【審判】がいて行われます。
「セルフジャッジ」は【審判】を選手同士に委ねた形になり、
本来のスポーツとして成り立たないと思います。
しかしテニスのルールにある以上、受け入れなければなりません。
ただ、その「セルフジャッジ」を
ジュニアたちが完璧に出来るとは僕は思いません。
なぜなら、人としても選手としても未熟だからです。
未熟だからこそ私たち指導者がサポートをしているのです。
もしかしたら、目が悪いだけかもしれません。
しかしセルフジャッジで揉める多くは、競っている時や試合の終盤など
感情的になり我を失い、ミスジャッジをしてしまうことです。
******************************************************
過去には指導していた選手と、今ではオリンピックに出場する選手と対戦した時、
相手選手のジャッジが悪く、レフェリーが立ち会うこともありました。
それは試合に勝ちたい気持ちが強くなり、
・アウトボールと思い込んでしまう
・願望が強く、口走ってしまう
などが原因ではないかと思います。
もちろん故意にしていた可能性がありますが、
それを私たち大人が疑ってしまってはダメです。
結局、その試合は気持ちいい試合ではありませんでした。
******************************************************
しかし、どんな形であれ正しい方向に導くために
どうしたらいいのかを考えてあげるのが大人の役目です。
周りの大人のサポートのおかげで、
今ではオリンピック選手です。
あの時は未熟なジュニアでしたが、
こうして成長できるのです。
その想いを今回の対戦相手の保護者から強く要求されました。
僕たちの指導力不足で招いた問題が、
指導している選手、対戦相手、関わる方たちの
期待に応えることができなくて、本当に申し訳ない気持ちです。
経験上、こうした問題は試合会場で起きることがほとんどです。
その状況に遭遇した場合の対応力を確認するために、
僕たちは試合会場に足を運んでいます。
技術的な指導やゲーム分析だけでなく、
「試合会場での過ごし方」
「試合態度」
「問題解決力」
などを含め、試合会場でしか観ることができないので
試合会場に足を運ぶのも指導の一環だと考えています。
今後も、試合会場に足を運び、
しっかりと自分の目で自分の育てた選手を見ていくつもりです。
今日から奈良県ジュニアテニス選手権が始まりました。
この3ヵ月弱を指導してテニスに対する姿勢や
技術・体力の変化を少しずつ感じてきました。
そして、ユニークスタイルとして初めての奈良県内の公式試合であり、
どのような「成果」と「結果」が出るのか楽しみです。
しかし、早速ユニークスタイルの選手と対戦した保護者から
厳しいお言葉をいただきました。
それは選手の「ジャッジ」について。
今大会も「セルフジャッジ」で試合が進行します。
「セルフジャッジ」でプレーしたことがあれば誰もが
多くのトラブルを経験して、嫌な思いをしたことがあるはずです。
シングルスで「ボールを返すのがやっと」という状態で
「イン/アウト」のジャッジなどできたものではありません。
ダブルスで「ラインギリギリになったボール」を落下地点から
遠いパートナーが「アウト」のジャッジをするのは納得できるものではありません。
きわどいボールを「アウト」とコールし、相手プレーヤーに”ムッ”とされ、
お互い気まずい思いをしたこともあるはずです。
その問題は選手同士だけでなく、保護者またはクラブ間で
気まずい関係になる可能性もあります。
その原因が「セルフジャッジ」だと考えています。
本来、スポーツが成り立つのは
【選手】【対戦相手】【審判】がいて行われます。
「セルフジャッジ」は【審判】を選手同士に委ねた形になり、
本来のスポーツとして成り立たないと思います。
しかしテニスのルールにある以上、受け入れなければなりません。
ただ、その「セルフジャッジ」を
ジュニアたちが完璧に出来るとは僕は思いません。
なぜなら、人としても選手としても未熟だからです。
未熟だからこそ私たち指導者がサポートをしているのです。
もしかしたら、目が悪いだけかもしれません。
しかしセルフジャッジで揉める多くは、競っている時や試合の終盤など
感情的になり我を失い、ミスジャッジをしてしまうことです。
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過去には指導していた選手と、今ではオリンピックに出場する選手と対戦した時、
相手選手のジャッジが悪く、レフェリーが立ち会うこともありました。
それは試合に勝ちたい気持ちが強くなり、
・アウトボールと思い込んでしまう
・願望が強く、口走ってしまう
などが原因ではないかと思います。
もちろん故意にしていた可能性がありますが、
それを私たち大人が疑ってしまってはダメです。
結局、その試合は気持ちいい試合ではありませんでした。
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しかし、どんな形であれ正しい方向に導くために
どうしたらいいのかを考えてあげるのが大人の役目です。
周りの大人のサポートのおかげで、
今ではオリンピック選手です。
あの時は未熟なジュニアでしたが、
こうして成長できるのです。
その想いを今回の対戦相手の保護者から強く要求されました。
僕たちの指導力不足で招いた問題が、
指導している選手、対戦相手、関わる方たちの
期待に応えることができなくて、本当に申し訳ない気持ちです。
経験上、こうした問題は試合会場で起きることがほとんどです。
その状況に遭遇した場合の対応力を確認するために、
僕たちは試合会場に足を運んでいます。
技術的な指導やゲーム分析だけでなく、
「試合会場での過ごし方」
「試合態度」
「問題解決力」
などを含め、試合会場でしか観ることができないので
試合会場に足を運ぶのも指導の一環だと考えています。
今後も、試合会場に足を運び、
しっかりと自分の目で自分の育てた選手を見ていくつもりです。
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