2012年08月01日
●感情的にならないジュニアテニスの結果の受け止め方
オープン練習おかげさまで盛り上がっています!ユニークスタイルの丸谷です。
オリンピックに連日注目が集まっています。
錦織選手もダビデンコ選手に逆転勝ち、ベスト16を決めました。
勝った、負けたのニュースのあとの選手のコメントは実に興味深いものです。
金メダルを獲った
柔道女子の松本選手は
過去、試合中に右手を骨折しながらも
試合を続けて勝ちを収めたことがあるそうです。
勝利に対する強い気持ちは
今回のオリンピックでも見えました。
顔つきが闘争心丸出しでした。
一発勝負の試合だと
「絶対に勝つ」という気持ちは大切です。
思考は現実化しますし、現実は思考が呼び寄せたものです。
また、体操の内村選手のコメントは印象的でした。
2位でも4位でもどっちでも良く、1位でなければ意味がない。
そんなことを話していました。
ではジュニアテニスにおける「夏」はいかがでしょうか?
勝った、負けた。
たった1人だけがトーナメントを最後まで負けないで終わり、残りの選手が「負け」を経験します。
昨日のトーナメントでもユニークスタイルの選手は負け
最後まで勝ってトーナメントを終えることができませんでした。
選手やコーチ、保護者は「結果」に対して様々な評価を下すでしょう。
そんな時に、少し参考にしてもらいたいことをご紹介します。
きっと多くの方は、テニスを一生懸命している子供を身近でサポートする経験は
初めてのこと、または2~3回目だと思います。
お姉ちゃんがやっていて、その時に得たノウハウを妹に託す。
よく経験しているといってもその程度でしょう。
しかし私たちは数え切れないほどの「経験」をしています。
よく「子供が3人目だから、子育ても落ち着いている」と
いうことを聞いたりしますが
そう考えると、私たちはもう子供を50人も100人も育てて経験しています。
1万時間が「達人」へのひとつの基準と言われるとすれば、
私たちは、育成を専門にやってきましたし、1万時間などとっくに超えています。
だから予想外の負けや想像もできないようなスコアに対して
大きく慌てることはありませんし、負けた中でも「よかったところ」を探すことができます。
しかしこれが初めての子育てだと、きっとエキサイトし、一喜一憂し、
他人と比べることでしか自分の子供のプレイを評価できないようになってるかもしれません。
かくゆう自分が昔はそうでした。
常に他人と比べ、いわゆる「ラットレース」に巻き込まれていました。
自分の選手がどれだけ成長しても、相手選手がそれ以上に成長していると
その頑張りを評価してあげることができず、選手は苦しい思いをしたでしょう。
常に見ていたのは「他人との比較による優劣」で
今から考えると、ちっとも子供の「頑張り」を見てあげれてなかったのだと思います。
では、どうやって正しく子供の結果を評価するのか?
ひとつの方法として「カテゴリー分け」という方法があります。
目の前の大きな勝ち負けだけではなく、もっと細かく「カテゴリー」をわけていくのです。
例えば、
U18のトーナメントで第3シードについていたのに、
ベスト4決めで負けて、ベスト8になった。
普通は「なんで?」となりますよね?
そこから細かいカテゴリーにわけます。
でもその8人を分析すると、「同じ年」の中では2位だった。
さらに、その中でも一番テニス歴が短いと考えると、自分だった。
ということは、現状では最も「成長が早い」という見方も
できますし、自分が最も努力したと言えます。
感情的になりすぎて、子供を評価できなくなった時には
大きな結果をさらにカテゴリー分けして、そこから
USPと呼ばれるものを作って、ユニーク(唯一)を探してあげればいいのです。
夏の大会では、子供だけではなく、保護者も成長する機会なのです。
さあ、子供の結果に対して、あなたはどういった対応をしますか?
子供も大人もコーチも「結果」に対して感情が動きます。
その時にこそ、色んなものが試されているのだと思います。
オリンピックに連日注目が集まっています。
錦織選手もダビデンコ選手に逆転勝ち、ベスト16を決めました。
勝った、負けたのニュースのあとの選手のコメントは実に興味深いものです。
金メダルを獲った
柔道女子の松本選手は
過去、試合中に右手を骨折しながらも
試合を続けて勝ちを収めたことがあるそうです。
勝利に対する強い気持ちは
今回のオリンピックでも見えました。
顔つきが闘争心丸出しでした。
一発勝負の試合だと
「絶対に勝つ」という気持ちは大切です。
思考は現実化しますし、現実は思考が呼び寄せたものです。
また、体操の内村選手のコメントは印象的でした。
2位でも4位でもどっちでも良く、1位でなければ意味がない。
そんなことを話していました。
ではジュニアテニスにおける「夏」はいかがでしょうか?
勝った、負けた。
たった1人だけがトーナメントを最後まで負けないで終わり、残りの選手が「負け」を経験します。
昨日のトーナメントでもユニークスタイルの選手は負け
最後まで勝ってトーナメントを終えることができませんでした。
選手やコーチ、保護者は「結果」に対して様々な評価を下すでしょう。
そんな時に、少し参考にしてもらいたいことをご紹介します。
きっと多くの方は、テニスを一生懸命している子供を身近でサポートする経験は
初めてのこと、または2~3回目だと思います。
お姉ちゃんがやっていて、その時に得たノウハウを妹に託す。
よく経験しているといってもその程度でしょう。
しかし私たちは数え切れないほどの「経験」をしています。
よく「子供が3人目だから、子育ても落ち着いている」と
いうことを聞いたりしますが
そう考えると、私たちはもう子供を50人も100人も育てて経験しています。
1万時間が「達人」へのひとつの基準と言われるとすれば、
私たちは、育成を専門にやってきましたし、1万時間などとっくに超えています。
だから予想外の負けや想像もできないようなスコアに対して
大きく慌てることはありませんし、負けた中でも「よかったところ」を探すことができます。
しかしこれが初めての子育てだと、きっとエキサイトし、一喜一憂し、
他人と比べることでしか自分の子供のプレイを評価できないようになってるかもしれません。
かくゆう自分が昔はそうでした。
常に他人と比べ、いわゆる「ラットレース」に巻き込まれていました。
自分の選手がどれだけ成長しても、相手選手がそれ以上に成長していると
その頑張りを評価してあげることができず、選手は苦しい思いをしたでしょう。
常に見ていたのは「他人との比較による優劣」で
今から考えると、ちっとも子供の「頑張り」を見てあげれてなかったのだと思います。
では、どうやって正しく子供の結果を評価するのか?
ひとつの方法として「カテゴリー分け」という方法があります。
目の前の大きな勝ち負けだけではなく、もっと細かく「カテゴリー」をわけていくのです。
例えば、
U18のトーナメントで第3シードについていたのに、
ベスト4決めで負けて、ベスト8になった。
普通は「なんで?」となりますよね?
そこから細かいカテゴリーにわけます。
でもその8人を分析すると、「同じ年」の中では2位だった。
さらに、その中でも一番テニス歴が短いと考えると、自分だった。
ということは、現状では最も「成長が早い」という見方も
できますし、自分が最も努力したと言えます。
感情的になりすぎて、子供を評価できなくなった時には
大きな結果をさらにカテゴリー分けして、そこから
USPと呼ばれるものを作って、ユニーク(唯一)を探してあげればいいのです。
夏の大会では、子供だけではなく、保護者も成長する機会なのです。
さあ、子供の結果に対して、あなたはどういった対応をしますか?
子供も大人もコーチも「結果」に対して感情が動きます。
その時にこそ、色んなものが試されているのだと思います。
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