2012年03月25日
●「強くなる?」そりゃ無理ですよ。
花粉症でマスクを忘れた佐藤コーチの車で、窓を全開にしてしまった
ユニークスタイルの丸谷です。
14歳以下の奈良県春季ジュニア大会、結局決勝まで見ることができませんでした。
また火曜日です。
明日は12歳以下女子の鴻ノ池と橿原に行く予定です。
今日で12歳以下と14歳以下、そして18歳以下の
トップシードの選手のプレイを見ることが出来たので有意義な時間でした。
印象深く残ったのが、「伸びしろのある選手」vs「完成度の高い選手」との戦い。
一般的に「打たないと将来性がない。」とも言われますが
そもそも戦績がないと、将来性は狭まります。
逆に「完成度が高く、大人のようなテニス」では勝率は高いものの
一度「打たない選択」で味をしめたジュニアは、よほどのことがない限りそのスタイルからは
脱皮できません。
それぞれのカラーでの対決は面白いものです。
試合を見ていて、1つだけ思ったことがあります。
それは平均的に見て、奈良県のジュニアは圧倒的に練習時間が少ない。
ということ。上手い下手、試合に強い、弱いという前に、ボールを打っている時間が短すぎるのです。
毎日3時間、4時間、週6回やっているジュニアなど
全国見渡すと、星の数ほどいるでしょう。
10,000時間の法則のように、誰でも10,000時間練習を積めば
1流と呼ばれるスキルを身につけるように・・・
仮に週4回、90分のテニスであれば、月で30時間。
一年で360時間にしか過ぎない。
この調子でテニスを行なっていくと、一流になるまでに、27年7ヶ月はかかる。
こんな調子では、いつまでたっても関西や全国で勝てる選手など出てこないと思ってしまう。
練習法、コーチ、ライバルと色んなことを問題視されるが、
仮にそれらの問題がすべて解決されたとしても
それだけ費やして、つぎ込んで、はじめて勝負が怖くなり
勝利することの喜びや価値が大きくなる。
奈良県のジュニアの大会はマナーがいいジュニアが多い。
しかし、これが仮に自分の私生活のすべてをテニスに費やし、
親御さんも同じだけ時間を費やしたとしたら・・・
1Rであっても、2Rであっても、もっと「泥臭い」試合が増えるのだと思う。
技術と練習時間は完全に比例するわけではありませんが
自分のテニスに本気になって「時間を注ぎ込まずして、
勝てるような甘い世界ではない」ことは間違いない。
表が「中途半端」と書いてあるカードの裏はやっぱり「中途半端」なのです。
目指すのなら「とことん」がスタートラインです。
↓いつも「いいね」のワンクリックありがとうございます!
ユニークスタイルの丸谷です。
14歳以下の奈良県春季ジュニア大会、結局決勝まで見ることができませんでした。
また火曜日です。
明日は12歳以下女子の鴻ノ池と橿原に行く予定です。
今日で12歳以下と14歳以下、そして18歳以下の
トップシードの選手のプレイを見ることが出来たので有意義な時間でした。
印象深く残ったのが、「伸びしろのある選手」vs「完成度の高い選手」との戦い。
一般的に「打たないと将来性がない。」とも言われますが
そもそも戦績がないと、将来性は狭まります。
逆に「完成度が高く、大人のようなテニス」では勝率は高いものの
一度「打たない選択」で味をしめたジュニアは、よほどのことがない限りそのスタイルからは
脱皮できません。
それぞれのカラーでの対決は面白いものです。
試合を見ていて、1つだけ思ったことがあります。
それは平均的に見て、奈良県のジュニアは圧倒的に練習時間が少ない。
ということ。上手い下手、試合に強い、弱いという前に、ボールを打っている時間が短すぎるのです。
毎日3時間、4時間、週6回やっているジュニアなど
全国見渡すと、星の数ほどいるでしょう。
10,000時間の法則のように、誰でも10,000時間練習を積めば
1流と呼ばれるスキルを身につけるように・・・
仮に週4回、90分のテニスであれば、月で30時間。
一年で360時間にしか過ぎない。
この調子でテニスを行なっていくと、一流になるまでに、27年7ヶ月はかかる。
こんな調子では、いつまでたっても関西や全国で勝てる選手など出てこないと思ってしまう。
練習法、コーチ、ライバルと色んなことを問題視されるが、
仮にそれらの問題がすべて解決されたとしても
練習時間が少なければ、そりゃ無理です。
それだけ費やして、つぎ込んで、はじめて勝負が怖くなり
勝利することの喜びや価値が大きくなる。
奈良県のジュニアの大会はマナーがいいジュニアが多い。
しかし、これが仮に自分の私生活のすべてをテニスに費やし、
親御さんも同じだけ時間を費やしたとしたら・・・
1Rであっても、2Rであっても、もっと「泥臭い」試合が増えるのだと思う。
技術と練習時間は完全に比例するわけではありませんが
自分のテニスに本気になって「時間を注ぎ込まずして、
勝てるような甘い世界ではない」ことは間違いない。
表が「中途半端」と書いてあるカードの裏はやっぱり「中途半端」なのです。
目指すのなら「とことん」がスタートラインです。
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